各用途に適した提燈
単にオリジナル提灯と言っても、その通販製造用途は多岐に渡ります。
店舗に看板として掲示されたり、友人知人へのプレゼントや冠婚葬祭の席にもそれぞれ適した提灯があります。
●看板としての提灯
日本人ならば、誰もが一度は「居酒屋」や「おでん」「たこ焼き」などの名入れ製造印刷が入った特注製作のちょうちんを目にしたことがあると思います。
店舗の軒先や屋台に吊るされた格安制作の特注製造提灯は、不思議と日本人のノスタルジックな気分を刺激するもので、ついつい引き付けられてしまいます。
どんなにハイテクなデジタルサイネージが進化しようとも、オーダー提灯作成による店舗のPRは無くならないでしょう。
機械化による便利さを享受すればするほど、何故か私達はアナログな物に価値を見出します。明らかにデジタルの方が発信出来る情報量が多いにも関わらず、激安特注提灯が掲げられているお店の方に入りたくなってしまいませんか?
ただシンプルに「居酒屋」とオーダープリントされ、夜道にほんのりとした灯りを落とす特注プリント提灯。
その佇まいから人はお店の持つ歴史の奥深さと、人情味を感じ取るのです。
モノが溢れかえっている時代だからこそ、コトの提供が支持されている、とよく新聞やテレビの報道で耳にしますが、まさにプリント製造提灯は温もりが提供されるコトの目印として有効な掲示物なのです。
●祭り装飾としての提灯
秋田県の竿灯祭り、愛知県の天王祭、福島の二本松と白川の祭りなど日本には数多くの特注製造されたオーダープリントちょうちん祭りが存在します。
オーダープリント提灯をメインとした祭りでなくとも、掲げられ無い事はまずありません。
何故こんなにも祭りで特注製造提灯は必要とされるのでしょう。
それは、日本古来の「火による浄化作用」に由来すると言います。
日出国、天照大御神など日本には普遍的に太陽信仰が根付いてしますが、それは火祭りとなって各地に残されています。
神霊が宿るとされる提灯の火は、火祭りで神聖なシンボルとして稲穂や御魂の形に変わり熱気とともに掲げられます。
一つでは優しい灯りのオーダー特注名入れ印刷ちょうちんも、何百ともなると火柱のような迫力があります。
オーダー提灯の明かりによる夜空の焦がされ方は、ネオンでは表現できないもの。
神霊が宿るとされる提灯の火は、火祭りで神聖なシンボルとして稲穂や御魂の形に変わり熱気とともに掲げられます。