■ 提灯辞典

毎度、オーダープリント通販の提灯製作所をご利用頂き、誠にありがとうございます。

ここでは、オーダー製造ちょうちんのオリジナル製作についてお客様とやり取りする際、よく聞く専門用語について“辞書”という形式にてまとめました。ぜひ、当通販サイトをご利用になるにあたりご一読頂けましたら幸いです。

提灯

幅広い意味で、照明器具。移動の際、今でいう懐中電灯として持ち歩いたり、標識代わりに設置したりもします。もともとは木枠やもしくは籠に紙を張り巡らした仕様のものを指していましたが、徐々に竹ひごに和紙を丁寧に張り、中にロウソクを立てられる仕組みにし、折りたためるようにもした。形状やオーダープリント製造用途により、小田原型提灯、桶型提灯、弓張提灯、高張り提灯など種類は多岐に亘る。

また、数え方は「一張、二張、三張・・・」となる。

一筆書き

一筆書き(ひとふでがき)とは、広い意味では「筆を紙(メディア)から一度も離さず線や図形、文字を書く」こととなる。狭い意味では、同じ線を二度となぞらないで書いていくことを指す。オーダー提灯の業界でいうところの一筆書きは後者を指す。通常の書きプリント文字は線を書き(描き)、その中を塗りつぶす順番で進めていくのが通例。

しかし、一筆書きは現代で言うところの習字と同様、一度書いたら、さらに上から書き加えるという作業は一切行わない。

一筆書きはよく、お祭りなど協賛企業の名前をプリント製造提灯の裏面に書き入れる際、用いられることが多く、名入れプリント代も極めてお得。

三方書き

三方書きとはオーダー提灯の名入れ製造をすることが可能な領域(火袋)を通常の四等分(正面、背面、右面、左面)に分けるのではなく、三等分(正面、右奥面、左奥面)に分け、各々の領域内に指定された文字なりゴロ、プリントイラストを記載する、要は名入れ位置と、名入れ面積(120°)を指す。

S張(シングル張)とW張(ダブル張)

ビニール提灯の印刷にて製作する際によくやりとりされる用語です。

オーダー製造提灯は通常、8枚のビニールが張り重ねられ、完成させられております。その8枚(8等分)のうちの1枚をS張(シングル張)といい、8枚(8等分)のうちの2枚分を1面として印刷される場合をW張(ダブル張)と呼びます。

油引き

和紙提灯に最後の仕上げとして施される、和紙表面の防水効果加工です。油引き仕上のオーダー提灯は、油引き加工が完了して撥水効果が現れるまで、2~3週間を要します。

その間、雨や風などの影響を受ける場所での設置は控えるか、もしくは最大限の注意を払うようお願い致します。また、生活防水程度の効果しかありませんので、併せてビニールカバーを被せてご使用頂くか、ある程度の特注プリントコストは発生しますが撥水加工の処理を実施するかのいづれかをお奨め致します。

Adobe Illustrator

アドビシステムズがお送りする、グラフィックソフトです。オリジナル提灯制作の際には、こちらで作成されたAI、EPSファイルでのデータ入稿を推奨しております。それ以外の場合ですと、別途描き起こし作業分の手数料を頂く事になります。ご了承くださいませ。

ひばし

持ち手のないオーダープリント特注提灯を手に持つ際に、このひばしと呼ばれる細長い棒を持ち手の代わりにします。

くさり

特注提灯の火袋を弓へ固定するための物で、これがある事で安定します。そのため、上下にしっかりと張る事がたいせつなのです。

ウスズミ

通常の濃い色の墨よりも、もっと薄い色の墨の事です。お葬式などに使用するオーダー特注製造提灯の製作に使用される事が多く、灰色の色合いが特徴です。

つる

重化部分に取り付ける物で、これを利用することで、お店でつるしての使用が出来るようになります。弓もこのつるに固定して使用されます。

弓張り

オーダー製造提灯を手に持つ場合は、弓と呼ばれる部分を持つのですが、その弓を張る事を弓張りと言います。弓がある事で、特注製造提灯を手に持って持ち運ぶ事が出来るようになります。

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